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あらすじ

 

命を賭して、語れるか。

 
その綺麗な跳躍姿から「バレエ界の星」と呼ばれていた少年・迫弓矢。しかし練習中の怪我により、バレエへの夢を絶たれてしまう。失意に暮れる弓矢を、幼馴染の入江湊は人形浄瑠璃・文楽の舞台へ連れていく。そこで弓矢の心を震わせたのは、耳に火の灯るような義太夫の声だった――。情熱の火を灯した弓矢は、三味線奏者の弦治や人形遣いの柑太と出会い、青春の日々を彩りはじめる。
約400年の歴史を誇る伝統芸能・文楽の世界。最上の芸を追い求め、もがきながら輝きを放つ、少年たちの“火”の物語が幕を開ける。
 

SOUND THEATRE 新感覚・音楽朗読劇とは

 
昨今”朗読劇”と呼ばれるものは数多くあります。その中でサウンドシアターが”新感覚・音楽朗読劇”と謳うのは、朗読劇の基盤である”読み聞かせ”の部分はもちろん、舞台美術、照明、特殊効果、衣裳等にまでこだわり、五感を刺激する要素をふんだんに取り入れる事で、観客の想像力を限界まで刺激する、いわば”イメージシアター”であるということからです。また舞台上での生演奏によって、音楽と朗読が互いにより一層寄り添い、高めあい、シンクロしていきます。
 
これらの要素によって観客は劇中の温度や気候、登場人物の動きまでをも想像する事が可能となり、キャラクターの感情や回想をより鮮やかに、印象的に表現することができます。最大限に五感を刺激し観客を想像の渦に巻き込む、体感する朗読劇。
 
それが”新感覚・音楽朗読劇” サウンドシアターなのです。