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迫 弓矢
迫 弓矢
 
さこ ゆみや | 芸名:藤竹弓太夫(ふじたけ ゆみたゆう)| 高校時代はバレエで活躍していたが、事故により引退。初めて観た文楽の舞台に衝撃を受け、義太夫を志す。幼い頃から一つのことに真剣に打ち込んできたため、浮世離れしたところがある。強気で不器用な性格で、学生時代は友人が少なかった。潮路太夫に入門し、弦治や柑太と過ごすようになってから、次第に変化していく。

 

入江 湊
入江 湊
 
いりえ みなと | 弓矢の幼なじみで同級生。かつて、祖父・潮路太夫の影響で、浄瑠璃と三味線を習っていた。その頃に弦治と知り合う。幼い頃は浄瑠璃が大好きだったが、成長するにつれ離れるようになる。バレエを断念した弓矢を、文楽の世界に案内した。弓矢を応援する一方で、複雑な思いも抱きはじめる。

 

柳川弦治
柳川弦治
 
やながわ げんじ | 芸名:松永珠春(まつなが たまはる)| 弓矢の高校の後輩で、同期の三味線奏者。のちに舞台でも弓矢と組む。幼い頃から三味線一筋。いつも淡々と落ちついているが、抜けた一面もある。中学生の時に松永珠市に弟子入りし、地道に稽古を続けてきた。急に接近してきた弓矢を敬遠するが、次第に尊敬と関心を抱き、一緒に過ごすようになる。

 

大楠柑太
大楠柑太
 
おおくす かんた | 芸名:蓮本光之助(はすもと みつのすけ)| 弓矢・弦治と同期の人形遣い。小田原出身。蓮本光臣の芸に心酔し、大阪に出てきた。明るい性格で身体能力が高く、よく動く。童顔で幼く見えるが、弓矢と弦治より年上。客観的でしっかりした面もあり、弓矢たちを自然にリードしていく。プロの技芸員になってからは、高校時代の同級生(ちゃんりな★)と付き合うようになった。

 

藤竹潮路太夫
藤竹潮路太夫
 
ふじたけ しおじだゆう | 弓矢の師匠。演目の中でもっとも重要な「切り場」を語る、「切り場語り」の義太夫。情と熱のこもった語りで、弓矢を義太夫の道へいざなう。若い頃は不敵で気が強く、猛稽古を重ね実力をつけた。過去のある事件以来、弟子を取っていなかった。よく話すオウム「麻虎」を飼っている。

 

松永珠市
松永珠市
 
まつなが たまいち | 弦治の師匠。三味線奏者。わずか9歳で文楽の世界に入る。切っ先のとがった稲妻のような音を響かせ、若くして「稀代の天才」と評されてきた。誇り高く好戦的な性格。真面目な弟子の弦治を気にかけている。バレエ界で「星」と呼ばれた弓矢に惹かれ、潮路太夫より先に彼の芸に火をつけようとする。

 

蓮本光臣
蓮本光臣
 
はすもと みつおみ | 柑太の師匠。人間国宝の人形遣いで「人形遣いの神様」と呼ばれる。文楽技芸員の中では最年長で、太夫・三味線の師匠方からも尊敬される存在。彼が遣う人形には心がやどり、生命の光を放つ。いつも穏やかで物腰が柔らかい。高齢のため、柑太を最後の弟子として迎え入れた。

 

菊元千鳥太夫
菊元千鳥太夫
 
きくもと ちどりだゆう | 本名:芥 千尋(あくた ちひろ)| 弓矢のライバルとなる義太夫。華と実力をそなえた文楽界のプリンス。艶のある語りで人形に命を吹き込む。四代にわたり、太夫を受け継ぐ家系に生まれる。幼い頃は父との確執から文楽を敬遠していた。初めて浄瑠璃を発したとき、逆流した「血」に抗えず、義太夫の道に進む。過去数年間、文楽の世界から離れていた。

 

末広 蕗
末広 蕗
 
すえひろ ふき | 千鳥太夫の元恋人。学生時代に千尋(千鳥太夫)と出会う。素朴で優しい性格で、複雑な環境で育った千尋の心を和らげてきた。自分の病に寄り添うために、千尋が文楽界から離れたことを気にかけており、病院で出会った弓矢に、自分たちの過去を語る。